実習プログラム例

当施設が主催の実習プログラム例

(1)海洋生化学実習(大学コンソーシアム石川 石川シティカレッジ)

海藻と食品を使用した生化学をテーマに2泊3日で開講(4-5月)

プログラム例及びテキスト(PDF)

(2)能登半島の海洋動物相と基礎・応用生化学実習(公開臨海実習)

磯の生物の採集やスノーケリングによる観察、乗船実習などの「野外実習」と、生化学的手法を用いた系統分類学、DNAの抽出とPCR法などの「生化学実習」を合わせて5泊6日で開講(8-9月)
スケジュール例(PDF)

(3)海洋汚染物質による環境教育実習(公開臨海実習)

アカテガニを用いた環境保全に関する実習、アカテガニの放仔行動の観察、ゾエア及びメガロバ幼生の観察、ビオトープの整備など、2泊3日で開講(8-9月)

スケジュール例(PDF)

(4)生物学実習1(金沢大学理工学域自然システム学類生物学コース)

海藻の色素や魚のウロコの色素胞、アカテガニの生態など様々なテーマについて2泊3日で開講(9月)        スケジュール例(PDF)

(5)生物学実習6(旧生物学実習2,金沢大学理工学域自然システム学類生物学コース)

淡水から海水に移したウナギを用いて魚類の浸透圧調整をテーマに2泊3日で開講(9月)

スケジュール例(PDF)

旧生物学実習2スケジュール(PDF)

(6)生物学実習7(旧生物学実習4,金沢大学理工学域自然システム学類生物学コース)

磯の生物の分類・分布調査、乗船してプランクトンと底生生物の採集・分類を3泊4日で開講(8月)

スケジュール例(PDF)

旧生物学実習4スケジュール(PDF)

環日本海域環境研究センター主催の実習プログラム例

(1)Environmental Research Summer School, Noto Peninsula, Japan 2019

海洋化学実習(乗船での採水、シリカとラドンの測定)や海洋生物学実習(ウニの発生実験、磯採集)等を4泊5日で実施
スケジュール例(PDF)

当施設を使用した実習プログラム例

(1)富山県立砺波高等学校

ウニの初期発生、磯生物採集・分類、乗船実習、課題研究と発表を2泊3日で実施(7月)
スケジュール例(PDF)

(2)長浜バイオ大学

磯生物採集・分類、乗船実習、魚類を用いた生理学実験を2泊3日で実施(9月)
スケジュール例(PDF)

当施設が提供できるプログラム例

現在行っているプログラムです。時期、天候によって実施できないものもあります。 詳しくはお問い合わせ下さい。

磯採集・分類・観察

近隣にあるのと海洋ふれあいセンターを利用して磯の生物を採集する(要入館料)。救命胴衣、マリンブーツ、のぞき、水中マスク等の借用可。ウェットスーツの着用も可能(1000円/人)。採集した 生物を当施設の実習室にて図鑑を用いて分類・観察・解説。
(所要時間:3〜8時間)

灯火採集

日没後に当施設の浮桟橋から海中に集魚灯(2台あり)を設置し、光に集まってくる生物を観察・採集する。
(所要時間:30分〜1時間)

付着生物の採集・分類

当施設の浮桟橋から吊るしているロープやタイヤに付着した二枚貝やコケムシ類、ホヤ類を採集し分類・観察する。
(所要時間:1〜2時間)

岩の中の生物の採集

海中の泥岩を採取し、ハンマーとタガネを用いて岩を割って中に生息する主に多毛類を採集する。
(所要時間:30分程度)

プランクトンの採集・分類・観察

乗船しプランクトンネットを用いて浮遊生物を採取して、双眼顕微鏡(19台あり)を使用して分類、観察及び大型モニターを用いて解説が可能。悪天候時は事前に採取したプランクトンの観察は可能。
(所要時間:1〜3時間)

透明度測定

乗船してセッキー透明度板(2枚あり)を用いて海水の透明度を測定する。
(所要時間:20分程度)

採水

乗船してバンドーン採水器もしくはエクマン転倒採水器を用いて任意の水深の海水を採水。エクマン転倒採水器は温度計があり表層水との比較可能。
(所要時間:30分程度)

底生生物採集

船舶を利用しドレッジを用いて海底の泥や砂を採取。その中に含まれる生物を実習室で取り出し、分類・観察。
(所要時間:1〜3時間)

講義

当施設の教員が講義を行います。例:系統分類学(鈴木教授)、イカについて(鈴木教授)。
(所要時間:1~2時間)

事前講義

当施設の教員が臨海実習前に学校へ訪問して事前講義を行います。
(所要時間:1~2時間)
例1:
富山国際大学
文系の学生に事前講義を行い、臨海実習のための予備知識を備えるのに役立っている。動物の標本及び生きた海の生物を持参して、海の動物に関する知識を持ち、海の動物を学ぶ楽しさを事前講義で伝えている。
例2:
石川県立二水高等学校
科学実験の基礎を学ぶために、海の動物を利用した実験を臨海実習で実施している。海の動物を採集し、その動物を用いて、生徒のアイデアで科学実験を考えて、その実験内容を発表している。事前講義では、生きた海の動物や標本を使用して、臨海実習で学ぶための基礎知識や、海の動物の魅力を高校生にもわかるように伝えている。

当施設が提供できる実験動物

当施設で行う実習の際に、棘皮動物(バフンウニ、ムラサキウニ、ナマコ、ヒトデ等)は、過去において、北海道大学、東京学芸大学、富山大学、富山県立大学、砺波高等学校、七尾高等学校に提供しております。実習に応じて対応していきます。
施設周辺での採集動物リスト
金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設
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