当施設では毎年、他大学の学生を対象とした公開臨海実習を2回開講しています。
第1回公開臨海実習では、今年度から新しくアカテガニに着目して海岸環境の保全に関する実習を実施します。幼生の放出の観察や海岸環境の調査、アカテガニを保護するためのビオトープ作りを行います。また、ゾエア幼生を採集するための乗船実習も行います(実習の様子はこちら)。
第2回公開臨海実習では、磯採集や付着生物採集、乗船実習を通して能登半島の海岸生物や海洋観測方法などについて学び、生化学実習では初級者と中級者に分けて生化学の実験も行います。また、のと海洋ふれあいセンターの協力を得て、希望者にはスノーケリングによる生物観察も行っています(実習の様子はこちら)。